| 2002年1月1日（火） テレビ朝日 0:45-1:40 「ナイナイ矢部っちのサッカー応援宣言」 |
| 東京駅前で待ち合わせ。 矢部 「来た！名波選手です。久しぶり〜」 名波 「寒いっ」 矢部 「寒いなぁ。元気ですか？」 名波 「とりあえずね・・・あんまり陽には当たってないけどね」 矢部 「ものすごい白いなぁ」 名波 「リハビリが室内ばっかで。美白の貴公子とか言うのかな・・・言われてないか」 矢部 「貴公子はええふうにゆうてるわ。じゃあねぇ、焼肉でも食いましょうか」 名波 「そうですね」 矢部 「今ＴＶで焼肉を声を大にして言う人はいないでしょうけど」 〜〜〜ドライブ〜〜〜 矢部 「お酒飲んでる？」 名波 「酒は・・・」 矢部 「気ぃ使うか、怪我のこともあって」 名波 「そうすね」 矢部 「カシスソーダばっかり飲んでたな」 名波 「あの頃は」 矢部 「今は変わった？」 名波 「やっぱ焼酎とか」 矢部 「一緒や。同じレベルまでいってんねん俺ら」 名波 「あ、ほんとっすか」「焼酎水割りっすか？」 矢部 「いや、ウーロンハイ」 名波 「あ、ウーロンハイね。静岡だとあれですよ、普通の緑茶割り、ウーロン茶じゃなくて」 矢部 「あ、そんなんもありなんだ」 名波 「それはすごい美味しいですけどね」 矢部 「どうＴＶは見てる？相変わらず」 名波 「見てますよ」 矢部 「視聴者の人って、名波がお笑い好きってみんな知らんのんちゃう？ しかもあの〜若手発掘が大好きだってたぶん知らんやろ」 名波 「確かに」 矢部 「中川家、案の定出だしたな。メールで送ってきたもんな。なんやったっけそん時、 しなしょう（品川庄司）と中川家やったっけ」 名波 「しなしょうは書いたかもしれないですね（笑）」 矢部 「バラエティ番組・・・大概意識して見るもん？」 名波 「オンエアーバトルって知ってます？あれを大概見てますよ」 矢部 「オンエアーバトル見てるサッカー選手ってどうなん？おらんやろ」 名波 「いないよねぇ」 矢部 「おらんと思うわ。なんか年末のＭ１グランプリも見たんやって？」 名波 「最初から最後まで全部見ましたよ（笑）」 そんなお笑いフリークから一言 名波 「ゴチはそろそろどうなんですか？」 矢部 「（爆笑）」 〜〜〜焼肉店に到着〜〜〜 矢部 「見てる人もまぁもちろん一番気になってて・・・ボクも気になってるんですけど、怪我ですね」 名波 「はい。とりあえずは順調にっすね」 矢部 「ボールは？」 名波 「ボールは軽く、ホント軽くっすね」 矢部 「そこのストレスはどうしてんの？自分で消化できてんの？もうしゃあないって」 名波 「ホントしゃあない。ホントそれだけです。ただ、ワールドカップを目標として手術したわけじゃなくて、 とにかく早く治したい、自分の楽しいサッカーとか・・・」 矢部 「先のサッカー人生を考えて」 名波 「だったんですけど〜周りからは言われるじゃないですか、間に合うの？って。 間に合うのっていうフレーズが今一番キツイ言葉なんで」 矢部 「例えば、怪我してずっとリハビリしてて、その間も代表の試合はあるやんか。 で、凄い良い成績残した試合とかもあるやんか。そんなんは普通に見れんの？」 名波 「普通にほぼ全試合見てましたよ。あ、治療で見れない試合も何試合かあったんですけど、 それ以外は全然試合見て」 矢部 「やっぱりごっつ焦りながら見てるわけ？」 名波 「もちろんそういうピッチに立ってない悔しさとかもあるし、そういう焦りもあるだろうけど、 変な話悲劇のヒーローぶった考え方はないし。もうホント自分のいない代表は普通にサポーターとして考えて、 第3者的な人事的な感じで見て、むしろね。 自分が入った時はこうするんだとか、あぁするんだとか入った時点で考えようと」 矢部 「凄いなと思うのは中盤の数。」 名波 「はい、多いっすね」 矢部 「すごいな。」 名波 「まぁ安定した力を、選ばれた人達は、みんな出せる人たちだと思うし、そういった中でサバイバル？ 生き残れるかどうかっていう、なかなか大変な作業だと思うし。 まぁ期間もね、まだあと1年あるとかだったら良いんですけど、もう何ヶ月の世界だし」 〜〜〜セリエＡへ行った時について〜〜〜 矢部 「めっちゃ覚えてんねん。行く前の記者会見で。自分にないものを探しに行きますって」 ここで記者会見映像が映る 名波 「僕に足りないものが、イタリアという国にはあると思ってるんで、それを見つけに行きたいなと思います」 名波 「うまいこと言ったでしょ。」 矢部 「うまいことゆうた。」 名波 「思いつきだから」 矢部 「（爆笑）ゆうなってそういうことを」 名波 「だからね違うの、いや、いろんな取材受けて、あの時言ったセリフに対してね、 何を見つけてきましたかとか言われるけど、あの場で思いつきでしゃべった事に対して答えなんて・・・（笑） 見つけてねぇっーつうの」 （爆弾発言です^ ^;） 矢部 「つーの。（笑） あれはかっこええ言葉よ。で、今れこれ見た人ごっつショックやで。」 名波 「（爆笑）」 矢部 「思い付きかい」 名波 「思い付きであったことは確かですよ。ぶっちゃけね」 矢部 「体が覚えてんてやっぱり。イタリアで。」 名波 「細かいのあげたらきりがないと思うけど、やっぱり人を生かす方法っていうのが。今まで日本でやってたときは、 人の長所を生かすようなボールを出したりっていうのを自分の念頭に置いてやってきたんだけど それがイタリアに行って、チームとしての短所を消すとか、例えばね。」 矢部 「今の思い付きちゃうよね？」 名波 「今の思い付きじゃないですよ。あとはいろんな局面局面で、ボールを持った選手とか それに絡もうとしている選手を、かっこよく言ったら影で支えるような、サポートような」 矢部 「人の短所を消すね。今すっごく残ってるわ」 〜〜〜2度目のワールドカップへ向けて〜〜〜 矢部 「2回目やもんな、ワールドカップ」 名波 「あ、僕っすか。出れたらね」 矢部 「出れるよ！そんなこと言うなって」 名波 「ていうかね、プロに入る前まぁ大学生の頃、Ｊリーグから何チームか誘いうけて、 鉛筆ころがしてジュビロ磐田って出たからジュビロ磐田に入ったんだけど」 矢部 「（笑）言うなそういう事を！」 名波 「そっから考えたらね、まさかね代表でね、何試合も出て、ワールドカップにもしかしたら 2大会出れるかもしれないなんて思ってもいないじゃないですか」 矢部 「そうやんな」 名波 「それでなくてもドーハの時は、自分の家のアパートでソファに転がりながら、あーだこーだ言いながら・・・ 学生時代だったから。」 矢部 「ドーハの時、そうやもんな」 名波 「で、次のフランスは俺だ！なんで俺は全然よぎらなかったからね頭に」 矢部 「よぎっとけよ！出とんねん。」 名波 「それが出ちゃってるんすもんね、もうね。それは凄いことだと思うし」 矢部 「あなたはおらんとダメなんですよ。ドリフターズ、ね。仲本工事は必要なの！あのバランスは絶対必要なんですよ」 名波 「なんとなくわかるけどね（笑）」 （わかるのかよっ！と突っ込んだことは言うまでもない（^^;）） 矢部 「志村けんさん加藤茶さんＦＷですよ。ホントに、ね。まぁまぁいかりやさんがゲーム・・・」 名波 「ゲームメイクですよね」 矢部 「仲本工事は大事なの。」 名波 「サイドバック的な・・・」 矢部 「サイドバック・・・で、ほっとできる高木ブーさんはやっぱり・・・」 名波・矢部 「キーパー」 ドリフターズの例えで意気投合しすぎです。 名波 「もし選ばれれば、前回はサポーターに喜んでもらえると一緒に喜びを分かち合えるような ゲームをしたいと考えていたと思うんですけど、今回はホスト国ということで、 国民全体が盛り上がるようなゲームをできればいいなと思います」 矢部 「これから先のサッカー人生のために早く怪我を治して、そしてワールドカップ期待してます」 名波 「はい。」 矢部 「頑張ってください」 名波 「頑張ります。はい。ありがとうございました。」 矢部 「ありがとうございました。」 |
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